皆さん、こんにちは鍼灸師の高見です。
今回は、胸郭出口症候群について、お話ししていきます。
まず、胸郭出口症候群はどの様な症状なのかを、説明していきます。
胸郭出口症候群は肩を上げる動作を行うと、神経や血管が圧迫されて手に痺れがでたり、指にかけて冷たさが出る症状です。
なぜ圧迫されるのかというと、首から腕にかけて通る神経や血管は、首を左右に動かす時に使う、斜角筋という筋肉の下の部分と、鎖骨とその下にある肋骨の間を通ります。
斜角筋の筋肉が硬いと、神経や血管が圧迫しやすい為、胸郭出口症候群の症状が出やすくなります。
この症状が出やすい方はなで肩の女性と、トレーニングをしている男性と言われています。
女性の場合は、座った姿勢が悪く長時間続く状態、睡眠時間、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどがあげられます。
男性の場合は、野球やバレーボールテニスなど、オーバーハンドスポーツで、腕を回す動作が多い方がなりやすいです。
症状がセルフで分かるテストとしていくつかのテスト方法をあげていきます。
①アドソンテスト
②ライトテスト
③エデンテスト
いずれのテストも腕を動かしたり、首を動かしたりして、首や腕の付け根を圧迫するので、手首の脈の流れが弱くなります。
また、胸郭出口症候群に大きく関連していて、斜角筋は大きく分けると、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋3つ分かれています。
腕の神経や血管が通る所は、前斜角筋と中斜角筋の間にあり、この二つの筋肉が硬くなると、胸郭出口の症状が出やすくなります。
それ以外にも関連する筋肉があります、気になる方や、詳しく知りたい方は、えがお鍼灸整骨院西新院にご連絡ください♪