皆さん、こんにちは。えがお鍼灸整骨院の鍼灸師、高見です。
今回は、今から寒い時期に症状が増える、末端冷え症について説明していきます。
末端冷え症とは、体温が低いわけでもないのに、手先足先が冷たく感じる症状のことです。
特に多いのが冷えが原因で寝れなくなることで、更に冷えすぎると指先に痺れが出たりすることもあります。
末端冷え症の症状が酷くなると、手先足先の冷え以外の症状も出ることがあります。
例えば、便通が悪くなる事や、冷えのぼせと言って首から背中にかけてに熱がこもる症状です。
末端冷え症の原因で一番多いのが、日常生活のストレスや不規則な生活による、自律神経の乱れです。
自律神経は、人間の体が正常な状態を保つように、体温の調節を命令する神経です。
その自律神経の働きが悪くなると、体温の調節がうまくいかなくなります。
体温の調節がうまくいかないと、全身の血流の循環が悪くなり、肺や心臓がある体幹に血流が溜まりやすくなります。
体幹の血流が溜まると、一番体幹から遠い手先足先に血液が流れにくくなり、冷えを感じやすくなってしまいます。
当院では、末端冷え症の原因になっている、自律神経を整えることができます。
その中でも、一番効果が出やすいのがお灸です。
何故お灸が有効かと言うと、末端冷え症で手先足先が冷えている状態を、血液の流れを良くして温めることができるからです。
お灸の中の入っている成分に、血管を広げる成分が入っています。
血管を広げることによって、冷えている場所に血液が流れやすくなるため、手先足先が温かくなりやすくなります。
お灸をすると、血管が広がっている状態が、おおよそ2~3日続きます。
治療を重ねると、だんだん良い状態を体が覚えて、最初の持続が2~3日だったのが、1週間と長く効果が続くようになります。
これからの時期、末端冷え症は増えてきます。
症状が酷くなる前に、抑えることが大事になってきます。
少しでも気になる方は、えがお鍼灸整骨院にご連絡ください。