皆さん、こんにちは鍼灸師の高見です。
今回は五十肩について説明していきます。
まず、五十肩はどういったものなのか。
五十肩とは、正式名称を肩関節周囲炎といい、肩の痛みや動きの制限を伴うものの総称を言います。
原因は分かっておらず、両肩で起こることはなく、年齢は中高年層に多いです。
発症する人が共通して持ってるものがあります。
一つは肩関節の筋肉の緊張で、もう一つが加齢に伴う肩関節の組織が変形することです!
痛みも急性と慢性に分けられます。
急性症状は炎症が強く出る傾向で、酷いと日常生活に支障が出ることがあり、痛みの期間は数週間から数か月程で改善されると言われています。
慢性症状は、肩の痛みは急性の時より少ないですが、肩関節の組織が変形して、硬くなっています。
肩が動かしにくくなり、動きの制限がかかりやすくなります、痛みの期間も長く、半年から酷いと一年半掛かると言われています。
五十肩は、自分で症状確認出来る動作もあります。
一つはペインフルアークサイン、もう一つはドロップアームサインです。
ペインフルアークは腕を外にあげる際に、60度から120度の角度に行った時に、痛みが出ます。
ドロップアームは、肩を外側に90度あげた時に、90度の状態がキープ出来ず、腕が徐々に落ちていきます。
また、似たような症状に腱板損傷という、症状が存在します。
症状は五十肩によく似ているのですが、大きな違いが二つあります。
一つは、夜中の疼きや痛みがないこと。
もう一つは、肩を動かす時に、肩の動きの制限がないこと。
また、腱板損傷は、サッカーやラグビーなどの、コンタクトスポーツで起こる事が多いです。
当院では、症状によって、治療を提供することが可能になります、お気軽にご連絡ください。